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事業内容の整備

 平成25年度から文部科学省 科学研究費助成事業 新学術領域研究において、「共感性の進化・神経基盤」に参画し、オキシトシンがヒトとイヌの異種間の相互インタラクションで分泌されることを実証し、Scienceに掲載された。また平成26年度から同新学術領域研究「認知的インタラクションデザイン学」に参画し、ヒトと動物のコミュニケーションを支えるシグナルの解析を進めており、これらの研究テーマから共生の基礎となる認知機能が明らかとなりつつある。今回の申請はこれを発展させ、ヒトの健康に寄与するかを明らかにする画期的かつ基礎に裏打ちされた申請である。

 平成23年度から平成27年度まで私立大学戦略的研究基盤形成支援事業において「犬の遺伝性疾患における原因遺伝子解析のための遺伝子(DNA)バンク拠点形成」という研究課題が採択され、実施してきた。各種遺伝関連疾患を持つイヌを中心に約1万6,000検体のイヌのDNAを収集し、イヌの眼疾患などの数種類の遺伝関連疾患における原因遺伝子の解析を行った。

 これらの積み重ねにより、上記の研究においてイヌの遺伝子バンクとして、研究可能な環境が形成された。しかし、研究すべきイヌの遺伝関連疾患は多くあり、その大半はヒトと病態が似ている疾患である。そのため、本申請研究においては、これら収集されたイヌのDNAを大学全体の共通の研究資産と考え、全学的な研究解析の取り組みとして発展させている。すなわち、全学の遺伝子研究者が協力して、イヌとヒトとの共進化した疾患として特に皮膚疾患、代謝疾患、アレルギー疾患、癌などの遺伝子変異を明らかにすることを本申請研究の目的の1つとしている。

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